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ザガト

エス&エス(Sparkman&Stephens)
(アメリカ)

アルファロメオ

スパークマン & ステファンス(S & S)は、造船およびヨットの仲買、海上保険の 取扱などの業務を行う会社として1929年に設立された。大きく分けて、ヨットおよび軍用舟艇、商用船舶の設計ならびにエンジニアリングを担当する部門と、ヨットの仲買およびチャーター、保険を担当する部門の二つがある。
現在の経営陣は1980年に、創設者であるオリン・スティーブンスとドレーク・スパークマンからS & Sの運営を引き継いだ。設計部門を統括するのは、グレゴリー・M・マツァト(Matzat)取締役副社長(造船部門担当)とブルース・R・ジョンソン主席設計者。ドラドとストーミー・ウェザー、J-ボート・レンジャーなどの設計を手がけている。
S & Sは、今日の大型ヨットおよびセール・ヨットの設計・エンジニアリング分野で活躍。最近の大型プロジェクトの一例としては、195フィートのモーター・ヨット、「ラ・バロネッサ」(パーマー・ジョンソン建造)および93フィートのヨット、「マーガリータ」(ヴィッタース造船所建造)の進水が挙げられる。ラ・バロネッサは1998年に、ショーボートとしてモスト・イノヴェイティブ・モーター・ヨット賞(最も革新的なモーター・ヨット賞)を受賞。

造船とヨット設計の分野に関連してバ?ドハウスの設計を考案するに際し、この興味深く、また多様な私たちの職業を、最も純粋な形でまたは象徴化して表わさなければならぬ と感じました。私たちのバ?ドハウスの概念には可能性が無限にあることがすぐに判ってきたのです。そこで目前の課題に焦点を合わせることが必要になりました。

造船の最も基礎的なところへ、すなわち私たちのやっている仕事のエッセンスそのものへ、私たちの概念を持って行くことが必要になったのです。このことはもちろん、いろいろな原理、あるいは学問分野を含みます。つまり、静水力学、幾何学関係、そして様式です。私たちの課題は、一つの職業として私たちが発展させてきたものにとって画期的な出来事となるものを、どうすれば最も表現することができるかを決定することであります。またどうすればすべての可能性の中から問題の核心となるものを最もうまく創り出すかであります。

私たちは技術的、美的現実の重層を解きほぐし、それなくしては私たち、この仕事に携わる者が存在し得ないところの全ての造船の基礎、そなわちアルキメデス(287-212BC)による浮力の原理の発見へと遡ったのです。これは造船の最も重要な原理ですが、水中の物体はそれが排除する水の重力に等しい浮力を受ける、ということです。その排水量 の普遍的なシンボルが、四面体、つまりピラミッド形です。造船家とヨット設計者にとって「第一原理」であることが確実なその原理が、どうして物体はその重力にも拘わらず水中に浮かんでいることができるかと言う問題を解決するのです。

スティル・ベルトーネ

マルコ・ボネット

イデア

ダイハツ

ターゲット・デザイン

エス&エス

アンドレア・バリセリ

マーティン・フランシス

アルバート・ガンベル